お金や成功を引きつける偉人の名言50

「いつかはお金持ちになりたいが、自分にはムリだろう」、「お金持ちになんかなれるはずがない、自分には縁がない話だ」そう考えている人もいるかもしれません。

しかし、人生は一度きり。お金持ちになるか、貧乏のまま生きるかはあなたの決断次第です。

お金を持たない人に心の安らぎはありません。そして、平穏無事な生活はないのです。世間では、「お金では買えないものがある」と言いますが、それはお金を持っていない人が言う言葉。たしかにお金で買えないものは稀にありますが、おおむねのものはお金で買えることをお金持ちは知っています。

人生は、自分が望むように変えることができます。ただ、「自分にはお金持ちになる才能がない」、「お金持ちになれなくても、幸せになれる道を探したほうがいいのではないか」と悲観的になる人もいるでしょう。

しかし心の持ち方を変えるだけで、お金持ちへの扉を開くことはできるのです。そのマインドを変える50の金言をまとめました。成功者の思考や考え方を手に入れ、お金持ちへの第一歩を歩みだしましょう。

1.お金で幸せは買えない。だが、お金は、あなたが不幸である間、何不自由ない生活をさせてくれる。(劇作家 クレア・ブース・ルース)

あなたにとって、お金はどんな存在でしょうか。「お金があるからといって、幸せとは限らない」という人がいます。たしかに、お金があっても、家族の仲が良くなかったり、健康でなかったりする人もいるでしょう。

しかし、そんな時でも味方になってくれるのがお金です。お金持ちは、お金を全面的に肯定して生きています。お金に固執しすぎるのもよくありませんが、軽視するのもいけません。ならば、お金を肯定するところから始めてみてはいかがでしょうか。お金を肯定する人だけが、お金持ちになれるからです。

そしていくらお金があっても、使わないで貯金していたら豊かさは得られません。たとえば食事代を払う時、なるべく人にごちそうをしているでしょうか。食事代をごちそうすることで、相手を幸せにできます。お金を使って相手に幸せを与えられる人になれば、自分の周りに人が集まってきますし、お金も集まってきます。お金は、人を幸せにするために使うようにしましょう。

2.金銭は無慈悲な主人だが、有益な召使いにもなる。(ユダヤのことわざ)

お金に支配されるのではなく、逆に支配しなければいけません。このことわざでは、お金は奴隷ではなく、召使いという定義にしています。

お金を創ったのは人間です。お金を無慈悲だと思うのは、お金を「敵視」しているからです。しかし、お金は好きなものと交換できるので、有能な召使いではありませんか?お金を求めることは、有能な召使いをどんどん雇うことです。

しかし、お金が自分の主人になっている人が多いという事実があります。お金のために働き、お金のために自分の時間を費やしていないか考えてみてください。そうだとしたら、あなたはお金という主人のために働く奴隷になり下がっているのです。自分のためにお金を働かせるようにしましょう。

あなたに自由を与え、夢をかなえてくれる召使いがお金です。召使いであるお金を、どんどん増やしていきましょう。

3.カネは鋳造された自由である(作家・思想家 フョードル・ドストエフスキー)

お金があれば、自由にモノが買えますし、自由に暮らせます。人は皆、自由を求めています。「お金では買えないモノもある」というのも事実ですが、ほとんどのモノが買え、さまざまな自由を手にできる存在なのです。

たとえば、普通の生活をすれば独身で30万円、家族がいても50万円あれば働かなくても生きていけるはずです。独身なら、360万円あれば1年間自由に暮らせます。

ですから、お金を求めることは自由を求めることであり、自由を手に入れるために、毎日を生きるべきなのです。

4.貧乏はハシカと同じだ。どうせかかるなら早いほうがいい。貧乏な家に生まれたことを喜べ。(林学博士・造園家 本多静六)

貧乏な家に生まれることは、決して悪いことではありません。幼い頃に貧乏を経験すると、「将来は絶対にお金持ちになる!」というエネルギーが生まれるからです。お金持ちになるには貧乏な家庭で育ち、貧乏暮らしを経験したほうがいいのです。

しかし、「成功した人は、貧乏な家庭の人が多かった。自分は中流家庭で育ってしまったから成功できない」と考える必要はありません。意識的に、1年か2年貧乏暮らしをしてみればいいのです。

貧乏暮らしを経験することで、自分の中に「お金持ちになるぞ!」という情熱をため込むことができます。若いうちに貧乏を経験しておくことはムダではありません。貧乏がハシカのような病気であるなら、「貧乏は誰でも克服できる」と考えられるからです。わざと自分を追い込むことも大切です。

5.たとえ貧乏でも、金持ちの一番後ろの列に並びなさい(ユダヤのことわざ)

貧乏人の先頭集団にいるのではなく、お金持ちの後方集団にいたほうが、将来お金持ちになれる可能性は高くなります。あなたの周りがお金持ちばかりになれば、たとえ貧乏であっても、お金持ちと同じレベルに引け上げてもらえるからです。

人間は、環境に影響されます。周りが東大に行く人ばかりだったら、自分も東大に行くのが当たり前になります。友人すべてがサラリーマンだったら、あなたもサラリーマンになるのが当然と考えますよね。

それらと同じように、自分のまわりがお金持ちばかりになれば、たとえ現在貧乏だったとしても、お金持ちと同じレベルに引き上げてもらえる可能性があるのです。

お金持ちと知り合いになれば、お金持ちの思考を学ぶことができます。最初は勇気が必要でしょう。しかし、少しの行動力があれば、お金持ちによって勝手にレベルを引き上げてもらえるのです。

6.カネを数えられる間は、まだ本当のカネ持ちではない。(実業家 ポール・ゲッティ)

資産を聞かれた場合、あなたは何と答えるでしょうか。お金持ちの答えは「わからない」です。株式や不動産など複数の金融資産を持っている場合、毎日値段は変動するので資産額の確定をすることに意味はないのです。

また、複数の収入源がある場合も年収などはわかりません。税理士に電話をすればわかるかもしれませんが、金持ちは自分の年収がいくからなの知りません。真のお金持ちは、自分の年収や資産などがわからないのです。

世界一のお金持ちであるビル・ゲイツは、あるインタビューで「資産はどれくらいあるのですか」と聞かれた時、次のように答えました。

「それはいつ時点の資産のことだい?今日時点の資産を今から数えたとしても、すべての資産を数え終わるのに半年はかかるだろう。」

お金持ちの答えは、「資産や年収はわからない」なのです。あなたも年収や資産を聞かれたら、「わからない」と答えるようにしましょう。

7.金持ちになる最大のコツは、ひとまず少しのカネを持つことだ。(作家スチュワート・ワイルド)

少しのお金でも、ビジネスや投資はできます。しかし、お金がゼロの状態では、いつまでたっても増やすことはできません。お金は自分の仲間を呼び寄せて、どんどん増えていくからです。

資産運用の世界では「72の法則」があります。これは、複利で運用した場合にお金が2倍になるおおよその年数がわかる計算式です。たとえば、年率3%で運用した場合は「72÷3%=24年」で資産が倍になるのです。

最初は少額のお金でも、複利で運用を続けることによって資産はどんどん大きくなります。少しのお金を持ち、また少しのお金を持つ、とコツコツ続けていれば、いつかは大きなお金になっているのです。

8.自分が金持ちになると考えもしなければ、信じもしないから、多くの人間は貧しいままなのだ(ステージデザイナー マーク・フィッシャー)

「お金持ち」という言葉を聞いた時、「自分には関係ない」と考えていないでしょうか。なぜ、多くの人がお金持ちになれないのでしょうか。それは、家庭や学校での教育に原因があると言われています。

日本では、お金を儲けるのは悪いこと、汚いことだと教えられています。また、お金持ちになるためには、宝くじに当たるくらいのことしか想像できない人がほとんどです。「自分の努力でお金持ちになる」と信じられる人が、将来お金持ちになれるのです。

9.自分に投資しなさい。私は40歳になるまで、1ドルたりとも貯金をしたことがない。(ヘンリー・フォード)

年寄りは若いときに貯金をしろと言いますが、それは間違っています。最後の1円まで貯めようなどと考えてはいけません。自分への投資が一番リターンは高いからです。

若い時は、自分に投資をして、自分の価値を高めるべきです。自分の価値を高めれば、後からいくらでもお金を稼げます。本やセミナーなどへの投資ももちろん有効ですが、旅行などの「体験」も自己投資になります。

さまざまなことを体験することで、自分の価値を高めていきましょう。

10.貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く(二宮尊徳)

仕事はスピードが大事です。同じ量の仕事でも、1時間でできる人もいれば、2時間かかる人もいます。さらにスピードが速い人は、今日の仕事を昨日のうちに終えています。毎日の仕事に追われているようでは、成功できません。

仕事のスピードが速い人は、どんどん出世していくでしょう。そして、今日やるべき仕事を昨日のうちに終えている人が、将来、お金持ちになるのです。

11.富は自由を拘束するなどというのは嘘だ。げんに私は富の中にたくさんの自由を発見する(俳優 チャールズ・チャップリン)

お金があれば何でもできるというわけではありませんが、たいていのことは可能になります。「自由」は、お金で獲得しやすいことも事実なのです。

お金で買えないものというのは、ごくわずか。心の安定は、お金があれば手に入れやすいのです。チャップリンはユダヤ人で、欧州ではいつ捕まって殺されるかわからない時代でした。

お金を手にすることは、チャップリンが「自由」に生きるために必要なことだったのです。

12.本当に大切な自由はただひとつ。それは「経済的な自由」だ。(劇作家・小説家 サマセット・モーム)

「自由」とは、「やりたいことがやれて、やりたくないことをやらないでいる」ことです。経済学者のケインズは、投資によって100億円ほど儲けたと言われています。弟子のハロッドは「ケインズは彼の自由のために投資活動をしていた」といっています。

やりたいことをやるためにはお金が必要です。そしてお金さえあれば、たいていのことは自由になることを知っておきましょう。

13.カネは多くあるに越したことはない。多ければ多いほどよい(経済学 ジョン・M・ケインズ)

「お金はほどほどがよく、多くのお金を持つことは人を不幸にする」という人もいますが、本当でしょうか?そういう人は、お金持ちに嫉妬しているか、負け惜しみを言っているに過ぎません。

お金は多ければ多いほどいいのです。そういった人とは付き合わないようにしましょう。価値観が違う人、教養の差がある人、支払い能力に差がある(お金のない人)とは付き合わないほうが無難です。

14.君にカネがない理由を教えてやろうか。それは君がカネだけをひたすら愛せないからさ。カネは、何もかも愛するような浮気者には身を任せないものさ。(小説家 ピーター・F・ダン)

お金は、自分を大切にしてくれる人のところに集まります。ケチな人、ケチではないが質実な生活をしている人のところにお金は集まるのです。

しかし、ケチをしてもお金持ちにはなれません。お金持ちになったから質実な生活になるのです。これは、お金を蓄えた人の戒めと規律。これを忘れて浮かれた人は、落ちぶれていくのです。

15.早起きすると大金が詰まった財布を拾うこともある。だが、その財布を落とした人はもっと早起きした人だ(シカゴ大学に伝わる説話)

ファイナンス(金融)で有名なシカゴ大学の有名な格言。「大学の構内で財布が落ちていても、誰かが先に拾うはずだ」という意味です。

つまり、誰かが落とした後に、たまたま財布を見つけたということに過ぎません。日本にも「果報は寝て待て」ということわざがあります。運というのは自分の力ではどうにもならないので、あせらずに時期を待つのが良いのです。

16.カネは肥料のようなものだ。ばらまけば役に立つが、一カ所に積んでおくとひどいにおいがしてくる。(実業家クリント・W・マーチソン)

お金は、使わなければ意味はありません。使われてこそ世の中の役に立つのです。男女の情愛のために贅沢してお金を使うことも、資本主義経済を発展させるのに必要です。

経済学では、貯蓄は有効需要にはなりません。有効需要とは、貨幣的支出の裏付けのある需要で、消費・投資・政府支出の総額によって表されます。貯蓄は、経済の流れの中から外部にでたもの(漏出)なのです。

17.カネの値打ちがわからないのだったら、出掛けていって誰かに借金を申し込んでみるといい。(政治家・学者ベンジャミン・フランクリン)

お金はいらない時にムリに引き受けさせられますが、必要な時には手に入りません。たとえば、銀行はお金が必要な時に貸してくれず、余っている人に貸したがります。自分がお金持ちなら、銀行は喜んでお金を貸してくれるはずです。

しかし、お金を持っていない、お金の価値をわかっていない人にはお金を貸してくれないのです。

18.ギャンブルに絶対に負けない方法がある。それはギャンブルをやらないことだ。(ジェロラモ・カルダーノ)

中世ミラノのギャンブラー、ジェロラモ・カルダーノの言葉。彼は数学者でもあり、ギャンブルのリスク管理のために確率論を追求して真理を明らかにしました。株やFXなどの短期トレードは投資ではなく、ギャンブルに近い投機です。

投機はゼロサムゲームです。ゼロサムゲームとは、参加者それぞれの選択する行動が何であれ、各参加者の得失点の総和がゼロになるゲームのこと。投機では誰かの損失が誰かの利益になり、勝ち続ける人はほとんどいません。投機に絶対に負けない方法も、投機をやらないことなのです。

19.ケチで金持ちになった人はいない。金持ちになってからケチになるのだ。(経済評論家 邱永漢)

ケチして貯金するだけではお金持ちにはなれません。自分の交際範囲を広めたり、深めたりすることも必要。貯金する分は、友人との交際費や自己実現のための書籍購入などに充てるべきなのです。

ただし、「規律ある生活」も大切です。毎月、一定額を貯金したり投資信託などを先取りで購入したりし、余ったお金を交際費などに使うようにしましょう。

20.金儲けの妙味は、その道行にあるのさ(国鉄総裁 石田禮介)

お金に追い回される人生を送るか、お金を追いかける人生を送るかを決めるのは自分。お金を追求して努力を重ね、確実にお金を増やしていけば、たとえお金を使うことなく人生を終えても、お金に追われる人生より何倍も張り合いのある生活を送れるはずです。

お金に追われる人生、お金に使われる人生を過ごしてはいけないのです。

21.貧乏人は安いものが好きだ。そして金持ちは貧乏人よりさらに安いものが好きだ。だから金持ちになったのだ。(実業家・政治家 松本清)

ドラッグストアチェーン大手「マツモトキヨシ」創業者の松本清の言葉。松本は、自身が開業した松本薬舗(マツモトキヨシの前身)の時代から、客を呼ぼうとさまざまな工夫をしました。

たとえば、見世物の猿を飼って話題を呼んだり、品物が多く見えるように空箱を並べたりしたのです。マツモトキヨシ成功の裏には、地道な努力がありました。一見華やかそうなお金持ちも、しっかり節約する一面を持っています。「苦労して貯めたお金だから大切に使う」そう思える人がお金持ちになるのです。

22.破れた袋に、いっぱい詰めることはできない。(ユダヤの格言)

日常的な品物を使って具体的に説明するのが、ユダヤの格言の特徴。穴の破れた袋にいくらモノを詰めても、いっぱいにすることはできません。同じように、いくら強い願望があっても、実力が伴わないのであれば、無駄骨に終わるのです。

物事を進めるには、願望と現実をよくわきまえなければいけません。「大金持ちになりたい!」という夢を持つことは大切ですが、その時に大切なのは「現実の自分」をきちんと見つめること。自分には何ができて、何ができないのか。お金持ちになるには、何が必要なのか、といったことを考える必要があるのです。

23.アイデアには税金がかからない。(ユダヤの格言)

ユダヤ人は、世界各地にちりぢりになって生き延びてきました。それゆえ、行く先ざきで「よそ者」として高い税金を取られて苦しんできました。ユダヤ人は「税金」という言葉に対し、重苦しいイメージを持っているのです。

しかしモノと違い、考えを展開させたり、まとめたりすることには税金がかからないので、どんどんアイデアをだすべきです。そうやって頭を使うことがお金を生み、自分たちが生きていく手段になるのです。

24.贅沢は貧しさの反対語と考えている人もいるけれど、それは間違い。下品さの逆です。(ココ・シャネル)

世界的に有名なラグジュアリー・ブランドのシャネル。その創業者である「ココ・シャネル」の言葉です。「お金持ち=贅沢」と考えがちですが、そうではありません。実際、彼女は本物のパールとイミテーション(偽物)のパールを組み合わせたり、ジャージ素材のドレスを持ち込んだりしました。

シャネルは、常に「精神的な贅沢さ=品のある装い」を追求し、一歩も引きませんでした。その結果、莫大な富と名誉を手に入れたのです。

25.運が向いてきたら、椅子を差し出せ。(ユダヤの格言)

人生は幸運よりも不運のほうに、多く見舞われるものです。ユダヤ人はそんな厳しい現実を直視していて、たとえ不運がきても嘆かずに「不運の次には幸運が来る」と前向きに考えます。

そして、めったにない幸運が来たら、逃さずにつかまえ、その機会を最大限に活かすために万全の準便をしておきます。普段から自分の実力を磨いて努力している人だけが、思いがけなくやってきた幸運をつかめるのです。

26.金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である(小林一三)

小林一三は、大阪を代表する百貨店や鉄道の「阪急」創設者。阪急以外にも宝塚歌劇団の創設や住宅の分割販売を始めるなど、多才なアイデアを持っていました。

彼の言葉は、「お金よりも必要なのは、独創的なアイデア」だということです。お金がなくても、工夫をし、頭を使えばいいのです。お金がないのを、不幸せの言い訳にしてはいけません。

27.墓場で一番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠る時、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。(スティーブ・ジョブズ)

天国にお金を持っていくことはできません。ですからお金だけを求める人生は、どこか虚しくなります。アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、ストックオプション(自社株を購入する権利)などの報酬はありましたが、CEO時代の給与は年間1ドルでした。

「三流はお金を遺す、二流は事業を遺す、一流は人を遺す」と言います。世の中に何を遺したいのかを考えるようにしましょう。

28.お金に不自由している時は使うにしても真剣である。だからお金の値打ちがそのまま光る。(松下幸之助)

お金を何に使うかを意識するようにしましょう。同じ1万円でも、値打ちは使い手によって変わります。お金を何に使っているかを把握できる人は貯蓄できますが、把握できない人は貯蓄ができません。

お金の価値をわかっていれば、使い方にも真剣になります。限られた金額の中で最高の選択をするのは難しいものですが、正しいお金の使い方を意識するようにしましょう。

29.若い頃は、お金が人生で最も大事なものだと思っていた。年を取った今、それが事実であることを知っている。(オスカー・ワイルド)

オスカー・ワイルドは、アイルランド出身の作家・詩人です。一度は富と名声を得たオスカー・ワイルドですが、晩年は破産や投獄を経験し、失った地位を回復することなく亡くなりました。

お金を失ったことで、その大切さを改めて認識したのではないでしょうか。もちろん、お金が人生のすべてではありません。しかし、お金の大切さを知り、老後の備えをしておくことは重要なのです。

30.裕福な人たちは小さなテレビと大きな書庫を持っている。そして貧乏な人たちは小さな書庫と大きなテレビを持っている。(ジグ・ジグラー)

ジグ・ジグラーはアメリカの著者・講演家で、日本でも自己啓発系の書籍が出版されています。成功したいのであれば、だらだらとテレビを見て時間をムダにしてはいけません。「もっと本を読んで学ぶようにしなさい」という内容です。

「本を読む時間がない」を言い訳にしてはいけません。時間はみな平等に与えられています。意識的に時間を作るようにしましょう。通勤中や昼休み、寝る前の30分などスキマ時間を読書に充てればいいのです。

一度自分の行動を見直し、スキマ時間がないかどうか確認しましょう。

31.幸せはお金よりも難しい。お金があれば幸せになれると思っているのは、お金を持っていない人だ。(デヴィット・ゲフィン)

デヴィット・ゲフィンは、アメリカの映画制作会社「ドリームワークス」やレコード会社の創立者として知られています。お金さえあれば幸せになれると思っている人も多いでしょう。しかし、お金だけで幸せになれると思っている人こそ、お金がないという証拠。幸せを得ることは、お金を得るよりも難しいからです。

実際、多くのお金を持つと、それをコントロールするのは極めて難しいのです。せっかく手にした大金にのみ込まれ、すべてを失ってしまう人も珍しくありません。お金を得る力も大切ですが、お金をしっかり管理して使う力も必要なのです。

32.お金は稼ぐ前に使ってはいけない。(トーマス・ジェファーソン)

トーマス・ジェファーソンは、第3代アメリカ合衆国大統領。「ジェファーソンの十戒」で知られる10のルールがあります。「お金は稼いでから使う」というと当たり前のように聞こえますが、重みのある言葉です。

また、お金を貯めるには、使う前に貯蓄することが大切です。たとえば、銀行の「自動積立定期預金」を利用すれば、毎月一定の日に指定口座から指定金額が定期預金に振り込まれます。そして、残ったお金で生活します。お金を貯めるには、仕組み作りが必要なのです。

33.金だけが人生ではない。が、金がない人生もまた人生とは言えない。十分な金がなければ、人生の可能性のうち半分は締め出されてしまう。(サマセット・モーム)

イギリスの劇作家・小説家のサマセット・モームの言葉。お金にとらわれた生き方はよくないものの、お金を軽視するのもよくありません。お金がないという理由でやりたいことを諦めるのは悔しいことです。

そうならないためにも、ある程度の蓄えは必要です。お金に心を奪われるのではなく、心が豊かになるようにお金を稼いで使うようにしましょう。

34.金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。しかし、勇気を失うことはすべてを失う。(チャーチル)

イギリスの政治家であるチャーチルの言葉。お金は働けば得られますが、名声や名誉は人として魅力がなければ得られません。そして、一度失った名誉を取り戻すことは至難の業です。

しかし、何かをする勇気をなくしてしまえば、すべてを失ったことと同じ。過去の失敗を嘆くのではなく、未来に向かって進む気持ちが最も大切なのです。

35.金に執着心をもつということが、あらゆる悪の根源である。(新約聖書)

執着とは、強く心をひかれ、それにとらわれることです。お金に執着することは、不要な争いを生む原因にもなります。ただ、モノやお金に対しての執着はいいイメージではありませんが、勉強や仕事・スポーツなど、結果をだすための執着は前向きのイメージになります。

お金やモノへの執着を捨て、前向きに生きることが大切なのです。

36.賢者は財宝を貯えない。人に与えれば与えるほど、彼の財宝は豊かになる。(老子)

古代中国の道教の中心人物である老子の言葉。お金や財産は貯めておいても役に立ちません。使うことで経済は回るのです。私たちが言ったこと、行ったことは、すべて自分に返ってきます。

人から怒りや恨みを買うよりは、感謝・祝福のほうが気持ちいいとは思いませんか?人にお金を使うことで、自分にもお金が戻ってくるようになるのです。

37.金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。(シャルティエ)

フランスの哲学者シャルティエの言葉。アランがこの言葉を書いたのは、第一次世界大戦の前後。さまざまな悲惨な出来事を見たのでしょう。

その中で、大事なのは「自分がどうあるか」であるとシャルティエは考えました。お金を失っても、自分という財産は決して失わない。自分の強みを知っている人は、たとえ全財産を失ってもお金を稼ぐことができます。

失敗しても立ち直り、いつか日の目を見る。自分を信じ、成功するまで行動を続ける人が金儲けのうまい人なのです。その価値に自分で気づけるかどうかが重要です。

38.富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが渇いてくる。(ショーペンハウアー)

ドイツの哲学者であるショーペンハウアーの言葉。日本の森鴎外や筒井康隆など、多くの哲学者や芸術家に影響を与えた人物です。もともと裕福な家に生まれ、世界各地を旅しながら国際感覚を身につけます。

一時は商人を目指しますが、学ぶことへの情熱が強く、大学に入り哲学の研究に没頭しました。今回の名言は、どれだけ富と名声を手にしても満足できず、むしろ手にすればするほどさらに欲していくという皮肉めいた言葉。

どんなに大金を手にしても、人間の欲望には上限がなく、さらに多くを求めてしまうからです。もちろん向上心は必要ですが、強欲になりすぎるのはやめましょう。

39.人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。(チャールズ・チャップリン)

チャップリンは、「喜劇王」の異名を持つサイレント映画時代のスーパースターで、数々のサイレント映画作品を生み出しました。この言葉は、人生を謳歌するためには、何事にも挑戦する勇気と先を見据える想像力が必要だということです。

そして、少しのお金があればいいのです。少し気が楽になると同時に勇気がわいてくる言葉ではないでしょうか。常に庶民に寄り添い、ユーモアと鋭い社会風刺を同時に描いていたチャップリンならではの言葉ですね。

40.幸福はお金では買えないと言った人々は、どこで買えばいいか知らなかったのだ。(ガートルード・スタイン)

お金持ちが幸せとは限りませんが、お金がないよりは幸福になるチャンスが広がります。「幸せはお金では買えない」という人がいますが、どこで買えるか知らなかっただけではないでしょうか。

ほとんどのものはお金で買えます。使い方さえ考えられれば、自分が描く幸せを買えるのです。幸せはお金では買えないと言っている人は、買えないと思い込んでいるだけなのです。

41.働き5両・考え10両。(山崎種二)

ヤマタネ証券の創業者、山崎種二の言葉。働くことの価値が薄いということではありません。汗を流して働くことは財産を蓄えることの基本で、たいへん重要です。

ただ、それで稼げるのは5両分で、頭で考えてお金にするという実働以外で稼げるほうは10両分の価値があると言っているのです。

山崎種二は伝説の相場師でした。1920年代から米相場を始め、石井定七や伊東ハン二を向こうに回して成功を収めました。もっぱら売り方に専念し、「売りのヤマタネ」として有名でした。

また、天下の情勢を見極め、いきすぎた株価を空売りして大儲けしたこともあります。たとえば、昭和11年の二・二六事件の前に大量の株式を空売りしました。一時は大損でしたが、二・二六事件が発生して株価が大暴落すると一気にカバーし、巨大な富を得たのです。

42.悲観主義は弱さを招き、楽観主義はパワーをもたらす。(ウィリアム・ジェームズ)

モルガン銀行の創業者JP・モルガンは、息子に「この国の将来を信じていないものは実業家になれない。世に悲観の資本主義はないのだ」と言いました。

弱気からは何も生まれません。ただ、今後起こるであろうリスクに身構えることと悲観主義は違います。用心深いというのは計算された理性であり、悲観主義というのは投げやりな精神の産物なのです。

「世界最強の投資家」の異名をとるアメリカのウォーレン・バフェットもポジティブな言葉を積極的に使うことで有名。「傑出している」「並外れて素晴らしい」などの単語をよく使うからです。

バフェット氏は自分の楽観的な考え方に強い自信を持っており、それを表現している言葉だといえるでしょう。

43.健全なる精神は、資金豊富な投資家に宿る。(兜町の格言)

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」というローマの詩人ユベナリスの言葉があります。これは、「大欲を抱かず、健康な身体に健全な精神が宿るように祈らなければならない」という意味です。

そして投資では、健全なる精神は資金豊富な投資家に宿ります。大暴落で世間が真っ青になっている時、冷静に買いの好機を狙えるのは資金豊富な投資家です。

ただ、資金豊富な投資家とは必ずしも大金持ちのことを言うのではありません。高値で売り抜けて現金を保有し、暴落の機会を待っていた人です。

個人投資家は、高値で売って現金を保有しておき、安くなった時に買えばいいのです。暴落の荒波に翻弄されるようなら、投資しないほうがいいでしょう。

44.いつの時代だって過渡期なのだ。(ウォール街の格言)

過渡期とは、移り変わりの最中で、まだ安定していない時期です。「今は過渡期だから仕方がない」「将来チャンスが来るだろう」と考えている人にお金は寄ってきません。

「お金を稼ぐ」という目的意識を常に持っていないと、お金の神様は近寄ってこないのです。偶然の機会も、日頃から用意していたもののみに訪れます。

いつの時代も過渡期です。前FRB議長のアラン・グリーンスパンが言った「百年に1度の危機」という言葉は流行しました。しかし、投資家は「百年に一度の危機」がいつでも起こることを意識しておかないといけません。いつの時代だって過渡期なのです。

45.女房と財布は隠しておけ。あまりたびたび人に見せると、一日借りられる恐れがある。(ベンジャミン・フランクリン)

ベンジャミン・フランクリンは18世紀の政治家で、アメリカ独立宣言起草者の一人です。もし成功してお金持ちになったとしても、決してひけらかしてはいけません。お金を持っているだけで「あいつは許せない」「悪いことをして稼いだに違い」ないと思う人もいるからです。

あなたも、知り合いが宝くじで1億円当たったら「なんであいつが?」と嫉妬を覚えるのではないでしょうか。お金がない時は嫉妬する立場ですが、一度成功すると嫉妬される立場に変わるのです。

46.財布が軽ければ、心は重い。(ゲーテ)

十分なお金を持っていないと暗い気持ちになるということを喩えた表現です。もし悩んでいても、預金が1億円あったらどうなるか考えてみてください。

1億円あれば幸せに決まっている」というのであれば、実は悩んでいないのです。預金が1億円以上あったも悩むことが本当の悩み。「家族がうまくいっていない」、「重い病気にかかってしまった」などは、1億円あっても悩むことなので、悩んでいいことです。

もし1億円の預金があれば消えてしまうような悩みなら、すぐにお金持ちになる行動を起こしましょう。

47.財布の中身がいつも空という病は、我慢するより治すほうがやさしい。(バビロンの大富豪)

古代都市バビロンの市民は、世界で最も裕福な人々でした。そして、望みや欲求を手にするためには、まずは金銭のうえで成功しなければならないと考えていました。「お金がないから我慢しよう」というのは、精神論に逃げています。

お金がないなら、稼げるようになればいいのです。子どもの頃から、大学に入るための勉強はしてきたかもしれません。しかし、お金持ちになる勉強をしてきた人は、ほとんどいないでしょう。ですから、お金がない人はお金持ちになる勉強を始めればいいのです。

ただ、株や不動産などの勉強を始めればいいというわけではありません。まずは、自分への投資をしましょう。今はビジネスアイデアを持っていなくても、勉強をすればアイデアを思いつくようになり、お金も稼ぎ放題になるのです。

株や不動産は環境次第で大きく下がることもありますが、自分への投資は裏切ることはありません。自分自身への投資が一番安全だと知りましょう。

48.売り手良し、買い手良し、世間良し、三方良し。(近江商人の商売哲学)

三方良しとは、「売り手良し・買い手良し・世間良し」の3つの良し。売り手と買い手がともに満足し、社会貢献もできるのがよい商売であるという近江商人の心得をいったものです。

近江商人は、近江(現在の滋賀県)出身の商人のことで、全国いたるところに赴き、時には海外にも出向いて商品を売っていました。その起源は鎌倉時代までさかのぼり、近江が幕府の直轄地となった江戸時代中期以降に最も栄えました。

自分だけが儲かればいいと思っていたら、世間の評判が悪くなりますし、お客さんも去っていきます。しかし、自分の利益を減らしてまで安く売れば、会社の経営は続きません。売り手が十分な利益をだせ、さらに顧客にも喜んでいただける価格でモノを売るようにするのです。

顧客が商品を使うことで喜び、それを見て自分も喜ぶようなビジネスをする人が成功します。「商売にとって、当たり前のことではないか」と思うかもしれません。しかし、当たり前のことを当たり前に行うことが難しいのです。

49.商人に好況・不況はない。いずれにしても儲けなければならぬ。(松下幸之助)

松下幸之助は、松下電器製作所、松下電器産業を一代で築き上げた「経営の神様」です。「不景気のせいで会社の業績が悪い」と、業績悪化を不景気のせいにする人がいます。しかし、不景気なら不景気で稼ぎ、好景気なら好景気で稼ぐことができるのがお金持ちになれる人です。

たとえば、不景気であれば、悩んでいる人の数が多くなります。それなら、不景気の間は、悩み解決型の商品で稼げばいいのです。そして好景気なら、みんなの気持ちは明るくなっています。それなら、快楽追求型の商品で稼げばいいのです。

一番いいのは、景気にまったく左右されない商品を作ることです。松下幸之助は、「腹を立てたり、悩んだり、悲観したりすることが経営者の仕事である」と述べています。

「そう言うものがなかったら経営者の生きがいがないのと同じだ」というように考えてからだいぶ楽になったそうです。そして、「悩むために自分は存在している」、「悩みが自分の本業だ」と考えるようになったのです。

どんな時でもとことん考え、常に利益をだすことを考えなければいけません。

50.金のことを考えない唯一の方法は、たくさん金を持つことである。(イーディス・ウォートン)

イーディス・ウォートンは、アメリカ合衆国の小説家、デザイナー。「お金のことで頭を悩ませたくない」と思うなら、考えることを放棄するくらいの資産を持てばいいのです。

世界一のお金持ちであるビル・ゲイツの資産は、1,100億ドル(約12兆円)。資産を数えるだけでも多くの時間がかかります。それぐらいの資産家になったら、お金を考えることに意味はなくなるのです。

お金のことで悩んでいる暇があったら、どのようにお金を稼ぐかについて頭を使ったほうがいいとは思いませんか?数えきれないくらいのお金を持ってしまえば、お金の悩みはなくなります。悩んでいる時間があったら、今すぐに行動しましょう。

まとめ

本気で決断した瞬間に、あなたもお金持ちになれます。手っ取り早くお金持ちになるための知識や方法が欲しいと考えている人がほとんどでしょう。しかしお金持ちになるために必要なのは、ノウハウではなくマインドです。

やり方を手に入れるよりも、お金持ちの思考をインストールするほうが大切なのです。小手先のノウハウを手に入れても意味はありません。しかし、お金持ちの思考を手に入れれば、どんな時代でも成功をできるのです。

「お金を持ちすぎると不幸になる」という人もいます。しかし、そういう人は信用しないようにしましょう。お金持ちになる過程で、法律や契約を守らなかったからです。法律や契約を破らない限り、お金は多ければ多いほどいいのです。

今回の50の言葉は、いずれも成功したお金持ちや偉人の言葉。偉人の言葉に耳を傾け、お金持ちへの第一歩を踏み出すことが、成功の秘訣なのです。