質問です。

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あなたは、もし目の前に自由に使ってもいい
1億円のお金があったどんな使い方をしたいですか?
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出光興産の創業者である出光佐三氏は、
「黄金の奴隷たるなかれ」

という名言を残しています。

これは、出光佐三氏が戦争特需であぶく銭を
つかんで浮かれていた大阪商人たちを見て、

「金を尊重せよ、しかしながら金にひざまずくな」
といったところから生まれた言葉です。

お金というものは儲け方よりも使い方のほうが難しいものです。

本当に意味のある使い方をするのが非常に難しいと言われております。

その模範的にやったのが、

■アンドリュー・カーネギー

  • カーネギー財団
  • カーネギー研究所
  • カーネギーメロン大学
  • カーネギーホール

鉄鋼王だったアンドリュー・カーネギーは、
人類に対する貢献活動を積極的に行ってきました。

それにならう形で、ビルゲイツも
ゲイツ財団を作って慈善活動をしていました。

ビル・ゲイツ自らの所有するマイクロソフトの
株を定期的に売って得たお金を途上国のエイズ・
マラリア・結核の根絶、教育や貧困問題対策に使っています。

このお金の使い方にも尊敬に値します。

そのため、出光佐三氏の
「黄金の奴隷たるなかれ」

という言葉は、お金儲け方ももちろんありますが、
その使い方に美学を持っていることが
大事だということを教えているのだと思います。

私たちの堀北通信を購読されている会員様にも、

「あなたはもし目の前に自由につかってもいい
1億円のお金があったどんな使い方をしたいですか?」

という質問をしたことがあります。

  • 将来のために投資します
  • 旅行が好きなので、旅行に使います
  • 今まで大変お世話になった親に渡します

などさまざまな答えが返ってきます。

なかなか1億円をすぐに自由に使える機会は、
ないかもしれません。

しかし、そうなった場合にどのような使い方をするかを
考えておくことは「黄金の奴隷」にならないためにも
とても大事なことです。

豊臣秀吉は生きている間に、
彼に背くものは誰ひとりとしていなかったと言われます。

秀吉は与えることに寛大でした。

  • あいつには、土地を与えたい
  • 彼には石高を増やしたい

そう思っているうちに、日本を統一してしまい、
ついには与えいるものがなくなってしまったそうです。

部下に対するそういう寛大さを持っていたから、
敵をあまり作りませんでした。

これは信長とは大きな違いです。

お金を増やすために投資をする。

これは素晴らしい選択だと思います。

しかし、お金を増やすことにだけに夢中になってしまい、
本当に自分がしたかったことを見失うのは、
「黄金の奴隷」になってしまっていることではないでしょうか?

 

自分のお金を増やすためにお金をほしい。
という心構えであれば稼ぐ力にも限界があります。

しかし、
「お金を増やして世の中を良くしたい」

こういった心構えになった時は、
稼ぐイメージにも限界がなくなります。

そして、どんなに難しい相場でも立ち向かう勇気が出て、
困難な意思決定にも逃げずに向き合うことができます。

お金という奴隷にならないためにも、
お金に対する心構えを整えておく必要があります。

「利は智をして昏(くら)かしむ」/史記

人間は利益ばかり追求していると
頭が悪くなるということ。

物事のこだわりがわからなくなると、
思いがけない憎しみを抱いたりする。

という言葉です。

定期的に自分を俯瞰して見る時間を作るのも大切かもしれませんね。